ベスト３フェア⑤

そろそろ残りの２組に言及して終わろうと思ったのだけど、どうせなら記事数もラッキーセブンで、という欲を出してしまったばっかりに、誰で１枠埋めるかで非常に悩んでしまった。やっぱりそれなりの曲数をきいている人を…と思うと、意外と少ないのよね。
で、キリンジ。

▽３位・「雨は毛布のように」
時期的に冬のオルカと競ったのだけど、何かそこまで大好き！の部類じゃなかったはずのこの歌が、今さらちょっと、よい。この、弾けるように明るいけどやっぱりちょっと一筋縄ではいかない感じとか。どっちにしろアップテンポ気分ということか。というわけで、佳作の多いあのアルバムの他の曲なども抑えて、食いこんできた。

▽２位・「Drifter」
同じ作品から。これは名曲すぎて「そうでもなくなった」時期がないくらい。メロディがいいのはもちろん、歌詞が泣けるし。泰行氏の歌が超うまいことに気付いたのもこのアルバムあたりからなので、この歌でもそれがかなりしみてくる。あれかなぁ、本人か周りの方に鬱の方がいらっしゃるのかなぁ。

▽１位・「You and Me」
これほどじわじわきたものも、少なくともこの人らの歌では他にない。そもそも全く知らなくて、彼らのラジオの番宣で流れるからだんだんサビに洗脳されていって…そしたらある時その番組でかかって「これか！」と。何度かきくうちに素晴らしく思えてきて…ついに単品で購入。大人っぽい、という評価をしたら子どもっぽいだろうか。

今度はいよいよバイン。